2016年6月18日(土)

第1回「ホタルのヒカリのひみつとみりょく」開催報告

話し手:加藤太一郎さん(鹿児島大学学術研院)

参加者:17名

開催場所:Corda espresso/bar

 加藤さんのホタルの話とても楽しかったです!ホタルは世界中に何種類いると思いますか?50種類?300種類?いやいや何と約3000種類!ほうほうほたるこいこっちの水は苦いぞ♪と童謡に歌われているように、ホタルは水辺にいるものだと思っていましたが、実は、多くは森などに生息し、水辺に生息するホタルは、日本にいるゲンジボタルやヘイケボタルを含め、その3000種の内わずか10種類程度しかいないそうです。私たちの身近にいるホタルは、実はすごく珍しいんですね。それから、ホタルはルシフェリンという物質をルシフェラーゼという酵素で酸化することで、発光するそうですが、その発光メカニズムも分子模型を使ってわかりやすく説明してもらいました。この反応はすごくエネルギー効率がいいそうです!参加者の方々からも色んな質問や意見が聞けて面白かったです。第2回以降もこんな感じで皆さんに楽しんで頂けるようにしますので、よろしくお願いします!

光反応の元となるルシフェリンの化学反応。ジオキセタン中間体ができて、オキシルシフェリンとなる。

ジオキセタノン中間体の分子模型を作って、ホタルが発光する仕組みをわかりやすく理解することができました。

ワッフルも美味しかったです。