好天に恵まれた10月27日午後、カフェコルダにて第18回サイエンスカフェかごしまを開催しました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

　当日のテーマは「そもそも大学って何だ！？」。鹿児島大学の出口英樹さんが大変熱く語ってくれました。大学というものが世界に生み出されたいきさつ、当時の大学の役割や学ばれた学問など、大学で働く教職員や大学生も案外知る機会のない話がなされ、当日のテーマである「そもそも大学って何だ！？」という問いについて改めて考える機会になったかと思います。また、現在の大学についても話が広がり、日本とアメリカとでは大学が大学として認められる方法論が全く異なることについてなど、様々な角度から大学についての話題提供がなされました。

　まだまだ大学というものが道の空間だったお子さんにはちょっと難しい話になってしまったかもしれませんが、社会の変化と密接にかかわる形で変化し続ける大学の在り方について、広い意味で社会をより豊かにするにはどうしていったらよいか、それぞれの立場から個々の市民が考え続けていくようになればと願っています。