サイエンスカフェかごしま番外編「ホタルの光を観察しよう!」を健康の森公園で開催しました。鹿児島の市街地からは、少し遠かったですが(何と佐賀県から参加して下さった方もいましたが)、遠路はるばるのご参加ありがとうございました!
ホタルの研究をしている鹿児島大学理学部の加藤太一郎さんの話とても興味深かったです。ホタルは、ルシフェラーゼという酵素で光を作り出すという科学的な話から、光る竹から生まれたかぐや姫は、実は、森に住むヒメボタルがモデルになっているのではないかというロマンチックな話まで多岐にわたり、子どもたちは、きっと小学校でちょっと得意気に話してくれるんじゃないかと思います(笑)。そんな加藤さんの話につられて、公園で遊んでいた方々が、「私もお話をお聞きしてもいいですか?」と飛び入りで参加してくださり、話が終わる頃には、60人くらい集まっていたと思います。
話の後に実際に川辺に行くと、そこには、沢山のホタルが...子どもたちは、さっき聞いた話を元にヘイケかゲンジかオスかメスかを見分けることができたようでした。ちなみに、ゲンジボタル(Luciola
cruciate)は、学名のcruciate(十字軍)という言葉が示すように、頭の後ろに十字マークがありますが、健康の森では、ヘイケボタルが多いようでした!鹿児島は、来月初旬までホタルが楽しめると思いますので、今週末は、皆さんも蛍狩りに行かれてみてはいかがですか?