2019年5月25日(土)

第21回サイエンスカフェ「こどものけんちくがっこう」

話し手:鷹野 敦さん(鹿児島大学 大学院 理工学研究科)

場所:シティエラホール

参加者:28名

 

 第21回サイエンスカフェかごしまは、建築や住環境について改めて考える機会ということで、鹿児島大学の鷹野敦さんから「こどものけんちくがっこう」という取り組みについて紹介していただきました。

  

 私たちは、生きていくためには「衣食住」が大切だと知っていますが、今日どんな服を着るか、今日何を食べるか、というように、日常的に考える機会のある「衣」や「食」と比べて「住」については気にする機会が少ないのではないでしょうか。

  

 「こどものけんちくがっこう」は、そんな日常を振り返り、私たちの生活にとってとても重要な住環境について、自分の手を実際に動かす活動の中から子供たちに考えてもらう取り組みです。

  

 今回のサイエンスカフェでは、前半は鷹野さんからそうした建築や住環境に関するお話を聴き、後半は参加者全員が実際に工作を行いました。参加したお子さんたちだけでなく、大人も夢中になって取り組んでいたのがとても印象的でした。

   

 サイエンスカフェはサイエンスカフェで、また「こどものけんちくがっこう」は「こどものけんちくがっこう」で、それぞれ今後も活動を続けていきます。互いの活動が今後も発展し続けていくことを願っています。