近年、鹿児島でも中国や韓国などの東アジア地域からやってきた観光客を見かける機会もそう珍しくなくなってきました。その一方で、「中国は危ない」「韓国は反日」などという具合に、一方的な「偏見」や「イメージ」にもとづいた発言を聞くことも少なくありません。そうした「誤解」が生じる原因のひとつには、そもそも東アジア地域の人々の生活実態に対する理解が少ないことがあげられます。
今回のサイエンスカフェでは「意外と知らない東アジア」というテーマのもと、特に中国の事例をとりあげて話題提供してくださいました。実際に見聞きした具体的なエピソードを交えながら、中国で暮らす人々の生活と「宗教」の関係についておしゃべりしつつ、異文化理解の方法について皆で考えるよい機会になりました。